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バニラアカデミー

日本がバニラ産地に?
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日本がバニラ産地に?

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主に熱帯地域で栽培され、果実を発酵・乾燥させたバニラビーンズはほぼ100%が輸入ものです。温暖化が進む中、九州・沖縄で本格生産を目指す動きが出てきています。バニラは主にアフリカ・マダガスカル島など熱帯地域で栽培・加工され、国内に流通。販売価格は1キロ7万円前後ですが、近年は自然災害を背景に高騰、世界的にもアイスクリームの価格などに影響が出ています。国内は菓子屋さんが自社商品に使うバニラの栽培・加工に乗り出したほか、九州でも商品化が始まっています。収穫期は12~2月ごろで昨年は約30本、今年は約1万本を収穫できる見込みとなった。最も難しいのは商品価値を左右する「キュアリング方法」と呼ばれる発酵・乾燥処理の加工技術で、天日や熱処理で8割の水分を飛ばすため約3カ月を要する。団体発足後は収穫できたバニラを使い、甘く上質な香りを引き出す技術の開発に生かす考えです。

朝日新聞、沖縄タイムスより

伝統的な加工プロセスー労働集約(マダガスカル加工プロセス)

加工プロセス:バニラビーンズは世界で最も労働集約的な作物であるがゆえに高価です。キュアリングの一般的な方法は、成熟前の未熟な莢を採取した後、熱湯にさっと漬け、昼間は天日干し、夜は缶などに密閉して毛布で保温、翌日また太陽の下で天日干し、夜は密閉保温、という作業を毎日毎日、およそ2~3週間繰り返してゆっくり発酵・熟成させていきます。 キュアリングの工程が進むにつれて、最初は緑色だったバニラの莢はやがて黄色、茶色と徐々に色を変え、最後には焦げ茶色の柔らかい紐のような、いわゆる『バニラビーンズ』へと変身を遂げ、ついにあの甘い芳香を放つようになっていきます。

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伝統的な加工プロセスがよく直面する問題

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バニラキュアリング専用機で加工

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バニラの加工プロセスの中、鍵となるのはキュアリングです。海外では一般的に天日干しで発酵させているのに対してキュアリング専用機一台でマダガスカル産地等当地の気候を再現できます。キュアリング専用機を使用することで、梅雨、雨季、台風の時期になっても心配いりません。高湿によるカビの発生、傷み、乾燥しすぎ等問題も回避できます。使い方が簡単、一人でも余裕ですべての加工工程を終わらせます。気候変動リスクを克服可能、従来の労働集約産業から省力化へ、生産コストを削減することもできます。


バニラキュアリング専用機の特徴①

温度制御プログラム化:設備1台で全ての加工工程を完了させます。

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バニラキュアリング専用機の特徴②

発酵中にバニラビーンズ内部の温度の測定及び記録可能

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バニラキュアリング専用機の特徴③

自社開発のアプリで遠隔モニタリング(温湿度)可能、農繁期も安心できますバニラビーンズ内部の温度の測定及び記録可能

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