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熟成の秘密-熟成とアミノ酸の関係性 NEW!!
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熟成の秘密-熟成とアミノ酸の関係性

熟成の秘密-熟成とアミノ酸の関係性

「熟成」とはお肉を寝かせることでお肉に含まれる酵素の働きによりタンパク質が分解され、ペプチドやアミノ酸といった旨味成分が増え、肉質が柔らかくなることです。
意図的に旨味成分を増加し、肉質を柔らかくするのが熟成肉を美味しくするメカニズムです。
また、「旨味」とは、甘味・酸味・塩味・苦味とともに基本味と呼ばれる味の1つで、食材の味に深みを加え、美味しさを支える大切な味です。代表的な「旨味」の物質として「グルタミン酸」「イノシン酸」「グアニル酸」などが知られています。
これらの旨味物質は様々な食材に含まれています。

ドライエイジングとは?

お肉を分割後、専用の熟成庫で 一定の温度と湿度で弱い風を当て、乾燥させ ながら微生物の付着を促し熟成する技法です。 特有の旨味の凝縮と熟成香と柔らかさが魅力です。従来の設備は温度や湿度のコントロール が難しく、硬く乾燥した表面のカットで可食部 が最大50%ほど減少することなどから、 どうしてもコストが高くなりすぎてしまうと いうデメリットもあります。氷点熟成庫は安定と した温度・湿度環境を提供し、お肉のロスを最低 限に抑えられます。(従来の50%から15%に)

 

ウェットエイジングとは?

肉を乾燥させず真空包装した状態で熟成させる方法です。真空パックの技術が発達したことで、お肉の雑菌繁殖を抑えながら長期保存することが可能になり、安定して熟成をさせることができます。
但し、ウェットエイジングは柔らかさを増やすために用いられ、旨味はドライエイジングと比べ、それほどアップするわけではありません、熟成香もありません。
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熟成肉-おすすめな食べ方

☆オススメその1ー熟成Tボーンステーキ
骨を挟んでサーロインとフィレを両方楽しめるTボーン・ステーキです。使用しているのはアメリカ最上級と認められたプライムグレードのお肉で、これを最短28日間ドライエイジングさせます。とってもジューシーで柔らかく、脂っこさがないので誰でも300gぐらいぺろりと食べられます。
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☆オススメその2ー熟成焼肉

熟成をさせることで肉の中にある酵素等の働き、ナッツのような甘くて香ばしい匂いを伴いながら
柔らかくなり、肉本来の旨味もより濃厚になります。
熟成させることでアミノ酸などのうまみ成分が格段に増すと言われており、そんな熟成肉を使った焼肉は、切り出したてのお肉とは違った深い味わいです。
表面を乾燥させるドライエイジング製法では、余分な水分を飛ばすことでお肉の内側にうまみと香りを凝縮。和牛専門店ならではの極上肉に広がるうまみのある脂身と、熟成を経て増したジューシーさは記憶に残るおいしさです。

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☆オススメその3ー熟成しゃぶしゃぶ

熟成期間は14日間から、お肉を専用な熟成庫で寝かせます。熟成加工によって、お肉が柔らかくなる、たんぱく質の分解を促すアミノ酸が増加、芳醇な香りと旨みが増す、より一層お肉を美味しく召し上がっていただけます。
長期間熟成させることで、余分な水分が抜け旨みが凝縮し濃厚な味わいとなり、香りもまろやかとなります。“熟成肉”のしゃぶしゃぶは、これまで味わったしゃぶしゃぶとは違った印象を受けることと思います。